自分で言うのもなんだけど物心ついてから、かなり頑張っていると思う。
だから、当時勤めていた会社の上司に評価面接の時言われた「がんばりが足りない」は強烈に覚えてるし具合が悪いといまでも泣く。
よく、心が病んでいる人に「がんばれ」と言ってはいけないとは言うが、そんなことはどうでもいいくらい酷い。「がんばれ」なら「もう頑張ってます」とか「(これ以上はもう)無理です」とか返事のしようがあるけれど、それでも「がんばりが足りない」って言われちゃったら「はい、そうですか、お役に立てずすみません」で終わる。
かく言う私も、一応、誰に対しても「がんばって」の一言で済ませることは避けている。
言われるなら、似たような意味でも「(具体的に)ここをもう少し頑張ってもらえると嬉しい」とか「もう少し精度を上げてできる?」とか「難しかったらできる人に回して少しずつでもいいから覚えようか」とか……痛い目見たあとの今ならいくらでも思いつく。
知らない間に誰かを傷つけて生きていくものか。冷えた白ワインが飲みたい。